営業時間:10:00〜20:00【駒込駅3分】出張・訪問有

肩の痛みや五十肩四十肩の原因と症状の解決法・治療法・予防法をフィジカルコーディネートセンターがご紹介します。

オーダーメイド枕の作成始めました!

五十肩の原因は石灰?石灰沈着性腱板炎の症状・治療・予防法

 
五十肩の原因は石灰?石灰沈着性腱板炎の症状・治療・予防法
この記事を書いている人 - WRITER -
フィジカルコーディネートセンター
東京駒込の治療院です。肩の痛み・五十肩・四十肩は当院の2番目に多い症状です。困っている方の力になりたい!一心で、2つ以上の国家資格を取得した真心のこもったスタッフが、効果の実感できる医療サービスを提供しています。
詳しいプロフィールはこちら

 

「肩の痛み」や「動かしにくさ」の原因となってしまう関節内部の石灰化。

 

40歳〜50歳の女性に多い肩の石灰化は、 100人あたり2〜7人の割合で起こっている病気です。

 

症状は四十肩・五十肩に似ていますが、

治療方針が違うので、

「原因である石灰化」に対する治療をしっかりと行う事が大切です。

 

石灰の状態と症状で分けられる3つの分類

石灰の状態と症状で分けられる3つの分類

 

肩に石灰が貯まっただけでは症状は出ません。

 

  • 免疫が働いて炎症が起こる
  • 肩を動かした時に石灰が引っかかる
  • 石灰の周りの筋肉に亀裂が入る

ことで「痛み」や「肩の動きの制限」が起こります。

 

若いほど炎症が激しいものの、症状が落ち着くまでが早い傾向があり、

高齢になるほど炎症が少なく、症状が落ち着くまで時間がかかる傾向があります。

 

急性期(1〜4週間)

石灰の状態と症状で分けられる3つの分類(急性期1〜4週)

 

日本整形外科学会によると、

石灰化による最初の症状

  • 夜間に突然生じる激烈な痛み
  • 関節が動かせない

症状で始まるとされています。

 

痛みが強いと夜に熟睡できず辛い状態が続きますが、

石灰が1~4週間ほどで吸収されると症状が落ち着いてきます。

 

亜急性期(1〜6ヶ月)

石灰の状態と症状で分けられる3つの分類(亜急性期1〜6ヶ月)

 

石灰の吸収が悪いと、

急性期の強烈な症状は和らいでも、

  • 痛い時期
  • 痛く無い時期

を繰り返す亜急性期になります。

 

1ヶ月〜6ヶ月間と長めの経過を追う事が多く、

精神的なストレスも多くなる厄介な時期です。

 

ストレスが貯まると症状が慢性化しやすいため、

適切なストレスケアをして症状の慢性化を防ぎましょう。

 

↓ストレスの測定方法やケアの方法はこちらの記事で紹介しています↓

 

慢性期(6ヶ月以上)

石灰の状態と症状で分けられる3つの分類(慢性期症状6ヶ月以上)

 

経過が6ヶ月以上の慢性期になると、

吸収されなかった石灰が肩を動かした時に引っかかってしまいます。

 

症状が慢性化して関節が拘縮してしまうと、

「約7年後にも半数の患者に何らかの痛みや可動域制限が存在してしまう」

と、アメリカ・ロサンジェルスの学術団体Cedars-Sinaiの関連会社、

Kerlan-Jobe整形外科クリニック研究で報告しているため、

「いかに早く治療を行い、慢性化を防ぐか?」が非常に重要になります。

 

石灰(カルシウム)が関節にたまる原因と病態

石灰(カルシウム)が関節にたまる原因と病態

 

肩に石灰が貯まってしてしまう原因はハッキリとわかっていませんが、

カルシウムの調節障害が一因だと言われています。

 

カルシウムは人体の中で一番多いミネラルです。

 

体重の1〜2%を占めていて、そのうち

  • 99%:骨・歯
  • 1%:血管内・細胞内

に含まれています。

 

血管や細胞に溶け込んでいるカルシウムは、

筋肉の収縮

神経の活動

などを担っているため、

たった1%ではありますが、

体を正常に維持するためには欠かせない重要な役目を担っています。

血管や細胞に溶け込んでいるカルシウムは、 筋肉の収縮 神経の活動 などを担っている

Tomoki Fukushima [CC BY-SA 4.0](一部変更)

 

何らかのカルシウムの調節障害が原因で、

関節の中にカルシウムが貯まってしまうと石灰化してしまい、

「関節の動かしにくさ」や「痛み」の症状になってしまいますが、

そのメカニズムははっきりとわかっておらず、

肩だけでなく足首や膝などでもカルシウムが貯まってしまう事もあります。

 

四十肩・五十肩と間違えやすい石灰化の診断

 

四十肩や五十肩は

  • 痛み
  • 運動障害
  • 明らかな原因が無い

3拍子が揃った時の総称ですが、

実は以前、石灰が原因の場合の「石灰沈着性腱板炎」も、

肩の筋肉が傷ついてしまった場合の「腱板断裂」も、

症状が似ているため四十肩・五十肩とひとまとめにして言われていました。

 

しかし現在では、

明らかな原因があり治療法も違う

  • 腱板断裂
  • 石灰沈着性腱板炎

は、五十肩や四十肩に含めないようになりました。

 

肩を大きく動かす野球・テニス・水泳・ゴルフなどや、

コンタクトスポーツで肩に衝撃を受けやすいラグビー・サッカー・バスケットボールなどを積極的にされていた人は、

知らず知らずのうちに腱板損傷になっていたり、

四十肩・五十肩になるリスクが上がっています。

 

どんなに似ている肩の症状であっても、

適切な検査と診断をして原因を突き止め、

それぞれに合った治療をする事が早く治るための近道です。

 

肩が石灰化しているか検査・診断する方法

肩の石灰化を検査・診断

 

症状が似ている

  • 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
  • 石灰沈着性腱板炎
  • 腱板断裂

を区別するためには画像診断を行います。

 

カルシウムが肩に貯まっている場合は

  • レントゲン検査
  • CT検査
  • 超音波(エコー)検査

で、石灰化している位置や範囲を特定します。

 

また、腱板断裂との鑑別をするために「MRI」を使う事もあります。

 

石灰化した部分はカルシウムが溜まっているので、

レントゲンでは他の部分よりも白く、骨のように写る事が特徴です。

肩の石灰のレントゲン画像

elmundoKreis eingezeichnet |drongo [GFDL or CC-BY-SA-3.0]

診察項目 四十肩・五十肩
(肩関節周囲炎)
腱板損傷 石灰沈着性腱板炎
可動域 肩が上がらない
(拘縮がある)
肩が上がる 上がらない
(骨がぶつかる)
肩を動かした時の音 無音 ジョリジョリ
(軋轢音)
コクン、コツン
脱力感 なし あり なし
 筋肉の萎縮  なし あり なし
 運動痛 あり あり あり
 夜間痛 あり あり あり
 レントゲン  変化なし  腕の骨と肩甲骨の間が狭い 石灰化所見
 MRI  変化なし  腱の損傷所見あり  石灰化所見

 

石灰化した肩の治療・対策・予防法のメインは保存療法

 

ほとんどの場合は自然と石灰が吸収されて、

症状も和らいでくるため、

まずは手術をせず保存療法で治療を行います。

 

保存療法では、

  • 注射
  • 痛み止めの内服
  • リハビリ

を症状に合わせて行なっていきます。

 

注射と痛み止め内服薬による炎症軽減

注射と痛み止め内服薬による炎症軽減

 

注射は

  • 炎症を抑える(ステロイド注射)
  • 石灰を溶かす(ヒアルロン酸注射)
  • 石灰を吸引する

目的で行われる事が多く、

痛み止めの薬の内服と併用する事が一般的です。

 

痛み止めは、

東北大学医学博士・整形外科教授の井樋栄二先生の著書「やさしい肩の痛みの自己管理」によると、

「非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)を用いる」としています。

 

市販の痛み止めのうち、

非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)は

  • ロキソニン
  • バファリン
  • イブ
  • ノーシン

などが有名ですが、これらの商品のうち、

「イブプロフェン」「アセトアミノフェン」を主成分とする

  • イブ
  • ノーシン

は、関節の痛みに効果が薄いため、

  • ロキソニン
  • バファリン
  • エキセドリン

などを選びましょう。

 

また、副作用が心配な方は「第1類医薬品」ではなく、

「第2類医薬品」を選びましょう。

 

医薬品は服用リスクに応じて第1類〜第3類に分けられていて、

「第1類医薬品」は安全面で注意が必要なため、

販売店では書面による情報提供が義務付けられています。

 

そのため、

安全面も考えつつインターネットで医薬品を買う場合は、

  • バファリンA
  • エキセドリンプラスS
  • 新セデス

などの「第2類の医薬品」で、かつ、「関節の痛み止め効果」のある物を使用しましょう。

 

痛みが軽くなってきたらリハビリテーション

石灰化した肩の運動療法

 

痛みが少しずつ減ってきたら、

関節の動きをよくするためにリハビリテーションを積極的に行います。

 

患部の症状に合わせて

  • 運動療法
  • 物理療法

を行い、なるべく早い回復を目指して、

症状の慢性化を防ぎます。

 

肩と肩甲骨の自然なストレッチと筋トレを促す運動療法

肩と肩甲骨の自然なストレッチと筋トレを促す運動療法

 

病院でよく指導される

四十肩・五十肩の運動方法やストレッチ方法は、

  • コッドマン体操
  • 棒体操
  • 滑車体操

の3つがあります。

 

無理なく出来る範囲からやっていき、

痛みの緩和と予防を図っていきましょう。

 

コッドマン体操

Frozen shoulder exercises – Pendulum Exercises

 

コッドマン体操は、

肩の負担を最小限に抑えた一番ポピュラーな運動です。

 

別名

  • 振り子運動
  • アイロン体操

とも言われます。

 

コッドマン体操のコツ
  1. 基本姿勢は前傾位で、片方の手で体を支える
  2. 体の反動を使って腕を振る
  3. 我慢せずリラックスした状態でやる
  4. 慣れてきたら、軽い重りを持って少しづつ負荷量を増やす

 

棒体操

Frozen shoulder exercise – pole mobility

 

棒体操は、コッドマン体操よりもアクティブな運動ができます。

 

症状を抱える腕と反対の腕でサポートしながら行うので、

肩に上手く力が入らなくても可動域練習ができます。

 

棒の代わりにタオルやチューブなどを使う事もよくあり、

チューブの強度を強くする事で、運動強度を高める事が出来ます。

⇒ 病院でよく使うリハビリのチューブ

 

棒体操のコツ
  1. 無理し過ぎない
  2. 最初は左右非対象の動きで良い
  3. 出来る動きから少しずつ可動域を増やす
  4. 痛みが出たら中止する

 

滑車運動

Frozen Shoulder Physical Therapy Pulley Exercises

 

滑車運動は棒体操と同じく、

症状のある腕と反対の腕で可動域を出す方法です。

 

肩の動きが悪いと、どうしても力で無理やり腕を動かしがちです。

 

滑車運動は無理に力を使わずに、

座った状態や立った状態でも肩の可動域訓練ができる、

昔から行われている運動方法です。

⇒ 自宅で出来る滑車運動グッズ

 

滑車運動のコツ
  1. 無理し過ぎない
  2. 最初は左右非対象の動きで良い
  3. 出来る動きから少しずつ可動域を増やす
  4. 痛みが出たら中止する

 

炎症と痛みを和らげる物理療法

石灰化した肩の炎症と痛みを抑える鍼灸

 

肩を温める

  • ホットパック
  • 入浴

などに加え「鍼灸治療」を行います。

 

鍼灸治療は最強の物理療法とも言われており、

  • 痛みの軽減
  • 炎症の軽減

に非常に効果的です。

 

しかし、病院で鍼灸を受けられる施設は少なく、

また、鍼灸師だけの資格では、 肩の石灰化と運動療法の知識がありません。

 

そのため、鍼灸の資格に加えて、

「柔道整復師」もしくは「理学療法士」の資格を持ち、

肩の石灰と運動療法について精通した治療院に通院されると良いでしょう。

この記事を書いている人 - WRITER -
フィジカルコーディネートセンター
東京駒込の治療院です。肩の痛み・五十肩・四十肩は当院の2番目に多い症状です。困っている方の力になりたい!一心で、2つ以上の国家資格を取得した真心のこもったスタッフが、効果の実感できる医療サービスを提供しています。
詳しいプロフィールはこちら

アクセス

【住 所】
〒114-0024 東京都北区西ヶ原1-56-12 グランドルチェ駒込1階

【最寄駅】
JR山手線:駒込駅 北口 徒歩5分
東京メトロ南北線:駒込駅 5番出口 徒歩3分

【営業時間】
10:00〜20:00(定休日:日曜日)

 

予約空き情報


- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 肩の痛みと五十肩四十肩の治療院 , 2018 All Rights Reserved.